TFS2010の検証環境を手軽に準備するには
前回、TFS Advent Calendarの「スマートフォンからTFSのビルド監視・実行をする方法」を書くにあたって、検証&キャプチャ用の環境が必要となったので、手軽に準備できないか調べてみた。
すると、検証用環境として仮想マシンのイメージが公開されていました。
- Microsoft® Visual Studio® 2010 and Team Foundation Server® 2010 RTM virtual machine for Microsoft® Virtual PC 2007 SP1
- Microsoft® Visual Studio® 2010 and Team Foundation Server® 2010 RTM virtual machine for Windows Server 2008 Hyper-V
Virtual PC用とHyper-V用とがありましたが、今回はVirtual PC用のイメージをダウンロードしました。
ダウンロードしたファイルは以下の通りです。
- VisualStudio2010RTM_VPC2007.part0001.exe 10.0 MB
- VisualStudio2010RTM_VPC2007.part0002.rar 〜 VisualStudio2010RTM_VPC2007.part0018.rar 700.0 MB
- VisualStudio2010RTM_VPC2007.part0019.rar 323.8 MB
- VisualStudio2010RTM-ALM-Labs.zip 13.6 MB
- Working with the Visual Studio 2010 RTM Virtual Machine.docx 108 KB
計算すればわかりますが、合計で12.3GBくらいあります。
「VisualStudio2010RTM_VPC2007.part0001.exe」を実行して仮想マシンイメージを生成します。
作成される仮想マシンイメージは、約50GBあります。
空き容量には、十分注意しましょう。
ここが、一番時間がかかりました。
仮想マシンイメージが準備できたらVirual PCで起動します。
「新規」から新しいバーチャルマシンウィザードに従って仮想マシンの設定をします。
ハードディスクの設定箇所で、「既存のバーチャルハードディスク」から↑の仮想マシンイメージを選択してください。
追加した仮想マシンを選択して起動すると下記のようにログイン画面が表示されます。
ログインパスワードは、「Working with the Visual Studio 2010 RTM Virtual Machine.docx」に書いてあります。
VisualStudioやTFSがすでにインストールされているうえに、サンプルのデータもすでに設定済みなので、すぐに動作の確認を行うことができます。
次は、イメージの変換を行ってESXi上で動かすまでやろう。
PCの空きハードディスクがなくなってしまったので、早く移さないと。